大好きなサカナクション語り

こんにちは!724です。

今日は大好きなサカナクションについて書こうと思います。

 

私がこの曲が好き!ってなるのは、歌詞に共感できたり、美しいなと思った時です。

小説のように文章から情景を想像して、そのあとに続く言葉の意味をぼんやり考えたりするのが好きです。

故に、万人に受け入れられるようなわかりやすい言葉で紡がれてるものは、私の琴線に響かないことが多いです。

(そういうヒットソングもまったくわからなくなってしまった。)

(そして若い人がみんな同じに見える…)

 

では、どんな詩が好きなのか?

大好きなサカナクション先生から一部歌詞をお借りして紹介したいと思います。

 

たとえば、最近私が目覚ましとして活用している曲に「夜の東側」という曲があります。

その中のこの文章が個人的に好きです。

 

夜の東側

 

『 さよならする夜の東側

ゆっくり そう ゆっくり暮れる

隣り合わせの明日を待つだけ 』

 

夜の東側 = 朝のことですね。

もうこの表現だけで、スキ(笑)

朝を朝と言わず、夜の東側という。

普段夜に生きてる(活動している)んだな~っていうのが、想像できます。

その夜が、ゆっくり暮れてく。

星の瞬く夜空の東がわだけうっすらと白んできて、徐々に朝に向かってゆく情景がイメージされます。

朝になることを朝になると言わず、想像させる素晴らしい一文だと思う訳です。

 

もう一つご紹介。

 

ネプトゥーヌス

 

『 あと少しだけ 僕は眠らずに

部屋を暗い海だとして 泳いだ 泳いだ

あと少しだけ 僕は眠らずに

潜り込んだ布団の砂でほら 明日を見ないようにしていた 』

 

この曲は、とってもゆったりとした曲調のものなのですが

歌詞と相まって、海にただよってる気分になれます。

この曲を聴くと、真っ暗ではなくインディゴのような暗くて青い部屋の中で

布団に転がりながらぼんやりしている様子を想像するのです。

床は砂になっていて、それをさらさらなでるようなそんな場面です。

 

明日になるのが憂鬱に感じて、未来のことを考えたくない。

ただただ、今はこの深い海の中でじっと

何も考えずにただよっていたい。

でも、頭の片隅ではやっぱり「明日」を意識していて、だから「あと少しだけ」。

 

そして妄想解釈(笑)として、

インディゴブルー=月の光に少しだけ照らされている=光が希望を象徴

 

と、私なりに解釈して、明日を憂鬱と感じる自分に重ねて、スキだな~と思う訳です。

 

他にも好きな曲がたくさんあるので、そのうち第二弾をやろうと思います!

そんなワケで、好きなことを語る時だけ饒舌になってしまう、オタク丸だしな724でした。